ヒル魔の「どうにかなんねぇのか…」に心がグッとなった件

個人的にめちゃめちゃ「あぁ…。」となるヒル魔の名シーンがあります。

今回はそれについて語りたいと思います。

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ヒル魔の「どうにかなんねぇのか…。」に心がグッとなった件

どうにかなんねぇのか…

 

(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:16巻
ページ数:142p

ヒル魔の名言・名シーンは「かっけえ!!」となるものが多いですけど、このシーンはちょっとタイプが違います。

ただ、めちゃめちゃ心がグッとなります。

どうにかしてきたヒル魔でもどうにもならないこと

このシーンがグッとくる理由は、今までどうにかしてきたヒル魔がどうにもできなかったから。

ヒル魔は自分が「これ!」と決めたことを徹底的にやります。

悪魔的だろうがなんだろうが、とにかくやる!…なんてことを何度も繰り返してきたわけですけど、そんなヒル魔にもどうしようもない出来事があったわけです。

それが武蔵の退学。

武蔵が武蔵工務店を継ぐために、泥門高校をやめるという選択をしようとしたとき、ヒル魔は一旦どうにかしようとします。

でも、武蔵はそれを拒否。

いつものヒル魔だったらそれ以外の選択肢がいくつも出てくるはずだったのに、このときだけは何もできず、出てきたのが「どうにかなんねぇのか…。」という言葉でした。

武蔵の選択も切ない

ヒル魔のシーンもグッときますけど、武蔵の選択にもグッときます。

武蔵は自分が退学することをヒル魔と栗田君が納得しないだろうと理解していたので、タバコをきっかけにしてやめようと思ってたらしいです。

要するに「悪いことしたから泥門高校をやめることになった」という理由であれば、ヒル魔と栗田君も納得してくれるだろうと考えていたわけですね。

でもそんなわけなくて、結局3人での話合いが行われます。

このときの武蔵の選択が切ないなって思います。

そもそも自分が吸いたいと思ってたわけじゃないだろうし、シーン的にはおそらく「初めて吸った」という感じでした。しかも廊下の真ん中?といういかにも慣れてなさそうな場所で。

シンプルにこの不器用すぎる選択が「あぁ、武蔵もいろいろ考えたんだろうなぁ…。」となって切なくなります。

ヒル魔が人に意見を求めるのもグッとくる

 

今までのヒル魔からすれば「全てのことは自分で決める!」みたいなイメージでした。

周りが一年生ばかりだったから…というのもあると思うんですけど、このシーンはヒル魔が武蔵に意見を求めてるのもグッときます。

しかも、このときのヒル魔は「自分でもどうしたらいいか分からない感」が溢れてて、そこもまたグッとくるポイントなんですよね。

いろんなことをどうにかしてきたヒル魔でもどうにもできなかったことがあり、それがまさかの身近な存在の問題であったわけです。

このシーンは今までのヒル魔を見ているからこそ「あぁ、本当にどうにもならなかったんだろうなぁ…。」となって、心がグッとなります。

逆にヒル魔の立場になって考えたとき、自分でもどうしていいか分からないだろうし、おそらく答えは出ないんだろうと思います。

※ちなみに、このときヒル魔が唯一できたことが「休学扱い」だったみたいです。何巻が忘れましたけど、確かヒル魔がそうしたみたいな話があったと思います。

まとめ

 

ヒル魔の名言・名シーンというと「かっこいい!」という感じが多めですけど、このシーンは少し違ったタイプのシーン。

でも、個人的にめちゃめちゃ好きで「あぁ、あのヒル魔が…。」となって、ヒル魔の人間味も感じれるシーンになってます。

しかも、このシーン後の展開がめちゃめちゃ良いんですよ。

武蔵が病院で試合を観てるところ、急ぎの仕事に駆けつけるところ、そして武蔵の名シーンが生まれるところ、武蔵のやばすぎるキック力…などかっこいいシーンが盛りだくさんです。

タイトルも『タイムアウトの夜明け』というめちゃめちゃかっこいいものになってるので、是非とも読み返してみてください。

この流れ、めちゃめちゃ好きなので是非!!