ヒル魔の「栗田がどんだけ…」に人間味が溢れすぎてた件

ヒル魔の名シーン!!というわけではないんですけど、個人的に「これは…なんとも…。」となるところがあります。

今回はそれについて語りたいと思います。

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ヒル魔の「栗田がどんだけ…。」に人間味が溢れすぎていた件

死んでもクリスマスボウル行くなんつってよ

俺と栗田とテメーの3人だけで作った 泥門デビルバッツ

それを テメーが抜けたとき

栗田がどんだけ絶望に叩き込まれたか知ってっか

ぶつける場所すらねえで 大声で喚きまくったか知ってっか

 

栗田がどんだけ

栗田が…

 

(引用)
原作:稲垣理一郎
漫画:村田雄介
出版社:集英社
巻数:34巻
ページ数:158,159p

泥門デビルバッツは栗田君、ヒル魔、武蔵の3人で作ったチームですけど、あるとき武蔵がチームを抜けることになります。

しかもチームを抜けることがほぼ確定したのは、とある試合の最中。

ここでキックを決めれば勝てる!という状況で、武蔵はチームを離れることになり、そのボールも蹴ることはありませんでした。

悪魔と呼ばれる男の人間らしさ

 

ヒル魔は悪魔と呼ばれているし、自分でも悪魔的な振る舞いをしてます。

でも、このシーンには「物凄い人間味が溢れているヒル魔」がいるわけですね。

武蔵が抜けたとき、絶望してたのは栗田だけではなくヒル魔もだったということ。

栗田君のように涙は流さなくてもベンチに当たるヒル魔を見ると「あぁ、ヒル魔の絶望してたんだな。やり場のない感情をどうしていいか分からなかったんだな。」となって、心がグッとなります。

悪魔的なヒル魔だからこそ、こういう人間味が溢れるシーンはグッとなるし、しかも栗田君に被せることで自分の想いを武蔵に伝えなかったところもなんか良いなと。

「俺も絶望したんだぞ!」と言わないところがヒル魔っぽくて好きでしたね。

ヒル魔も絶望してたと分かるのもいい

武蔵が抜けたとき、ヒル魔は「もう戻ってこない」となんとなく理解してたんだと思います。

もし「ちょっと抜けるわ!またすぐ戻ってくるわ!」という話なら、ヒル魔はあんまり気にしなかったと思います。

でも、事の重大さは栗田君とヒル魔の耳にも入ってしまうわけですね。

事の重大さを知ったヒル魔は武蔵に対して「さっさと行け!」と言ったものの、おそらくもう戻って来れないと悟ったのかなと。

そして、その後3人の話合いでヒル魔が「どうにかなんねえのか。」と武蔵に聞いたところを考えると、やっぱりヒル魔はそのとき既に「もう武蔵は戻って来ない。3人のクリスマスボウルの夢は終わった。」と考えたような気がします。

…なんて思うと「あぁ…言葉にしないだけで絶望してたんだろうな。」と思えて、グッとなりますよね。

だからヒル魔はかっこいい

 

ヒル魔がただ悪魔的な人であったならここまで好きになってないと思います。

ヒル魔のかっこいいところは、悪魔的でありながら人間味があるところなんですよね。

このシーンはもちろんですけど、当時の武蔵に対して「とっとと行け!」と言えるのもそうだし、盤戸戦前のまもり姉ちゃんへの優しさとか、雪光さんの氷のシーンとか…、ただの悪魔では終わらせないところがヒル魔の魅力の1つだと思います。

中でもやっぱり人間味が溢れすぎているこのシーンは好きです。

みなさんも是非とも、ヒル魔の人間味に注目しつつアイシールド21を読み返してみてください。

「あぁ、やっぱりヒル魔ってかっこいいな!!」と思える気がするので。

まとめ

 

ヒル魔の人間味が溢れすぎているシーンについて語ってみました。

ヒル魔の性格上、あのときの武蔵に対して「行くな!」と言えなかっただろうし「とっとと行け!」というのがヒル魔なりの優しさだったろうし、でもそこには絶望もあって、なんとも表現が難しいシーンでもあります。

でも、そこには悪魔のようなヒル魔の人間味溢れる感情があって、それを見るとヒル魔のかっこよさがより増していきます。

このシーンは他のシーンとは違って「めちゃめちゃかっこいい!」というわけではないですけど、心にグッとくる名シーンなので是非とも読み返してみてください!